商品内容 | 遺産相続は日常生活で扱う額とはかけ離れた多額の資産が舞い込んでくる嬉しい事である反面、相続は争族、兄弟は他人の始まり、骨肉の争いなどマイナスのイメージ面もある言葉です。 それは一つのまとまった遺産を何人かの相続人が分割するに当たって、必然的に起こるお互いの損得感情に起因する現象と言えましょう。その感情は遺産の額の大小に拘らず、むしろ統計上は遺産の額が小さいほど損得感情が大きいとされています。 お互いが身内である特殊関係の中で、何のルールもなく協議によって分割を決めるのですから、争いの要素は避けられません。それを緩和する為に自筆又は公正証書遺言書の制度があります。 しかしながら、遺言書をもってしても最終的にはお互いの協議によって遺産分割協議書の作成・署名・押印にまで持って行かなければなりません。 問題は、その流れの過程の中で醸成される諸々の人間関係です。 お互いに身内である為に、遠慮があったり、威圧があったりで、本心とは必ずしも一致しないままに協議が進んで、その結果として協議書の成立となります。 その軋轢が後に尾を引き、人間関係を悪くする要因となって上記のマイナスイメージにつながります。 故人の生存中に育まれた子供たちの親密な人間関係が、遺産相続によって大きく変質・毀損することは嘆かわしい現実であります。 その変質毀損を起こさずに、以前のような親密な人間関係を維持し発展させることは故人にとってのみならず、一族の繁栄に大きく寄与する喜びと言えましょう。 その為に、新しい遺産相続の方法(文化庁の著作権登録済)を提供する次第です。 |
出品者 | 中舎 是晴 |
販売日 | 2016/10/05 |